好きな相手・気になる人に今度電話してみたいと思うけれど、「もし嫌われたらどうしよう?」と不安に感じる経験って誰でもありますよね。
今日は、付き合う前の状態から電話するときの良い点・気をつけたい点をお話しします。
できるだけ自然にかけるコツや、どれくらいの頻度で連絡するといいか、注意すべきことなどもアドバイスします。
また、電話で話しているときに、相手があなたに関心を持っているのかどうか判断するコツも教えますので、ぜひ参考にしてくださいね。
付き合う前に電話するのはNG?それともOK?
結論から申し上げますと、お付き合いが確定するより先に電話をするのは大丈夫ですよ。
もちろん、回数はあまり多くないほうがよいですが、適切なタイミングでかけるならば効果的なことも。
最近は、たいていのことをLINEで済ませがちですが、状況に応じて電話を使うと、向こうにも良いイメージを与えることができます。
付き合う前に電話にチャレンジする良い点
付き合うよりも先に電話にチャレンジすると、良い点がいくつかあります。
次からは、具体的な利点を紹介していきますね。
2人の距離が縮まりやすい
電話を使うと、相手との距離をぐっと縮めることができますよ。
声のトーンや話し方からは、相手の人柄や性格が感じ取れるため、情報量が多くなります。
このため、LINEなどのテキストメッセージよりも、お互いの距離を縮めやすいんです。
脈あり・なしが判断可能
声の調子な雰囲気で、相手が自分に対してどう感じているかを感じ取ることができます。
相手の通話口での話しぶりや雰囲気から、あなたに好感を持っているかどうかをうかがい知ることが可能です。
ただ、電話で話すのが苦手な人もいますので、これを完全に決めつけるのではなく、あくまで参考程度に考えると良いでしょう。
自分から行動できるというプラスイメージ
電話を上手に使い分けることで、自分からアクションを起こせるというイメージを相手に与えることができます。
大切な用件や急ぎのことは電話で伝え、それ以外のことはLINEで連絡するなど、状況に応じたコミュニケーションができると、「スマートで判断力のある人」と思われます。
これは、付き合う前に良いイメージを持ってもらうための大きなポイントであり、交際へと進むきっかけにもなりますよ。
付き合う前に電話にチャレンジする悪い点
交際前に電話をかけることのマイナスポイントもあります。
次からは、そのような悪い特徴をいくつか挙げてみましょう。
行き急いでいるように見える
交際前に電話をかけすぎると、「せっかちな人」というマイナスイメージを与えてしまうことがあります。
たとえば、「その用件ならLINEで十分だったのに」と相手に感じられてしまうと、好感度が下がることも考えられます。
状況をよく考えて、かけるタイミングを選ぶことが大切ですね。
都合が悪いとマイナスイメージ
電話のタイミングを間違えると、相手に「一方的な人」「独りよがりの人」と思われることがあります。
たとえば、相手が職場で仕事中だったり、周りが騒がしくて話しにくい状況だったりする時にかけてしまうと、迷惑を感じられることもあります。
ですから、相手が出やすいタイミングを考えることが大切ですね。
かけすぎて嫌がられるリスクがある
あまりにかける頻度が多すぎると、相手が嫌がることもあります。
電話が自分のペースを乱すと感じる人や、LINEのようにいつでも返信できる方が気楽だと思う人も多いです。
特に交際前では、相手の好みや生活リズムを考慮して、かける頻度を慎重に選ぶことが大事ですね。
付き合う前でもナチュラルに電話するコツ
付き合う前に電話をかけるのに違和感のないベストタイミングを紹介します。
おすすめのトークテーマや、効果的なテクニックについて、次の項目では詳しく解説しますね。
待ち合わせ地点に到着したとき
待ち合わせ場所に到着した際、特に広い駅で相手を見つけるのが難しい時には、電話での連絡が効果的です。
「改札を出てすぐの右側にあるチケット売り場の隣で待っています」と伝えることができます。
人ごみで相手を探すのが大変な場合や、なかなか会えない時は、最初に電話を試みることを推奨します。
もしつながらない場合は、LINEやメールを通じて位置情報を送ると良いでしょう。
相談したい事があるとき
何か相談がある時は、まずLINEで「ちょっと相談したいことがあるんだけど、10分くらい電話してもいい?」と確認すると良いでしょう。
仕事のことについて話すのも良いですし、たとえばパソコンの選び方など、相手が得意とする分野について尋ねるのもおすすめです。
自分の知識を頼られると、嬉しく感じる人も多いですよ。
「おめでとう」という感情を贈りたいとき
お祝いのことを直接伝えたい時は、電話で話すのがおすすめです。
たとえば、相手の誕生日や何かの資格試験に合格した時など「合格したんだね、本当にすごいよ!おめでとう!」や「〇歳のお誕生日だね、おめでとう!」と言えば、相手にもあなたの喜びや好意がしっかりと伝わります。
文面でわかりにくい話題・急ぎの用事があるとき
複雑な話や急ぎの用件があるときは、電話での連絡が一番です。
たとえば、LINEだけでは話が伝わりにくい時や、何かをすぐに確認したい時などです。
その際は、「急にかけてごめんね、今ちょっと話せる?」とまずは相手の都合を尋ねてから、話を始めると良いでしょう。
このようにすることで、相手に配慮した上で話を進めることができます。
声が聞きたいとき・気持ちを伝えたいとき
交際前でも、LINEで盛り上がった話題や共通の趣味、新しい情報についてもっと話したいと思ったら、「〇〇のこと、もっと聞かせてくれない?次に時間があるときに電話してもいいかな?」と尋ねてみるといいですね。
お互いに話すことが自然な関係になったら、例えばイルミネーションがきれいな場所や珍しい観光地を訪れた時に、その感動を共有するのも素敵です。
また、旬の情報やタイムリーな話題を話すことで、より深いつながりを育むことができますよ。
付き合う前にする電話の頻度はどの程度が理想的?
理想的な頻度は、ふたりの関係性によって異なります。
次に、ケースに応じた頻度の目安を紹介しますね。
それぞれの関係や相手の性格に合わせて、適切なタイミングと頻度を考えることが大切です。
【ケース1】知り合ってすぐの関係
もし二人がであってからさほど経過していないときは、頻度は月に2回くらいが良いでしょう。
でも、向こうからよくかかってくる場合は、その頻度に応じて回数を増やしても大丈夫です。
相手の態度や反応に注意しながら、うまく調整していくことが重要ですね。
【ケース2】定期的にデートする関係
もし二人が定期的に食事を共にするほど親しい関係なら、週に1回か2回程度かけるのが適切でしょう。
この頻度は、交際前でも友人としてかなり親しい間柄であることを示しています。
また、相手のかける頻度に合わせて、自分からかける回数を調整するのも良い方法です。
これにより、相手とのバランスを取りながら、より良いコミュニケーションを保つことができます。
電話しているときの反応から読みとる脈あり・脈なしサイン
電話中の相手の反応を観察して、その人が自分に関心があるかどうかを見極める方法を紹介しますね。
【脈あり】を示すサイン
あなたから電話をかけたのに、相手が話題を出してくれたり、質問してくれたりする時は、あなたに関心があるサインです。
これは「脈あり」と見ていいでしょう。会話がスムーズに進むように、前もっていくつかの話題を考えておくのがおすすめですよ。
また、相手の声が明るく元気があると感じたら、それはあなたとのお話を楽しんでいる証拠です。
このような反応は、二人の間に良い雰囲気が流れていることを示しています。
「電話ありがとう」「話ができて嬉しい」といった感謝や喜びの言葉があれば、相手があなたに好意を持っていることは間違いないです。
またかけてもいいか尋ねてみるとよいでしょう。これで向こうの気持ちをさらに確かめることができます。
これらのポイントを心に留めて、相手の反応を注意深く見ていくと、二人の関係をもっと深めることができるでしょう。
【脈なし】を示すサイン
まずは「すぐに電話を切ろうとするとき」です。
用件を伝えた後に、相手が急いで電話を切ろうとする場合、その人は電話があまり嬉しくないかもしれません。
ただ、かけたタイミングが悪かったかもしれないので、すぐに決めつけることはできませんが、何度も同じようなことが続くなら、恐らく「脈なし」と考えても良いでしょう。
声がよそよそしいときもマイナスイメージ。相手の声が冷たかったり、話し方がとてもビジネスライクで感情が感じられないときは、「脈なし」の可能性があります。
しかし、相手が仕事中などで忙しい時は、自然と声がそっけなくなることもあるので注意が必要です。
また、話すのがニガテな照れ屋さんも、声が硬くなってしまう場合があるので、その点も理解してあげる必要があります。
これらのサインを踏まえて、相手の反応をうまく見極めることが大切です。
付き合う前に電話するなら気を付けたいポイント
交際する前の電話で特に注意すべき点をいくつか紹介しますね。
都合のよい時間帯をチェックしておく
電話をかける前に、LINEなどを使って相手に都合の良い時間帯を聞くことが重要です。
「電話したいんだけど、何時なら大丈夫?」と尋ねることで、相手も心の準備ができますし、受ける側も最適な状態で電話に応じることができます。
電話をする予定の日には、「今日の○時に電話してもいい?」と再確認するのが理想的です。
これにより、相手がその予定を忘れていた場合に思い出させることができますし、もし相手が急に忙しくなった場合、その旨の返事をもらえるので安心です。
はじめは5分くらいの短時間がオススメ
電話で話す内容が見つからなくて無言になってしまうのは、お互いに気まずい思いをしてしまいます。
だんまりの時間が長引くと、プレッシャーを感じることもあるでしょう。
特に電話の初めのうちは、スムーズに会話を進めることが大切です。
こうした場合、電話を短く、テンポよく5分以内で終えることをおすすめします。
「もう少し話したかったな」と相手に思わせる程度の短さが、次につながりやすくするので理想的です。
これにより、お互いに気持ち良く次の機会を楽しみにできるでしょう。
トークテーマをだいたい決めておく
会話が途切れて黙ってしまう時間が出ないようにするためには、事前に話題をいくつか準備しておくと良いでしょう。
特に、すきなこと・関心があることを調査しておけば、話が弾むこと間違いなしです。
たとえば、相手がラーメンの食べ歩きが趣味なら、その話題で盛り上がれますね。
「どこのラーメンが好きなの?」「最近、美味しいラーメン屋さんを見つけたんだけど、知ってる?」といった会話から入り、話が盛り上がったところで、「実はおいしいお店を知っているんだ。今度、一緒に行ってみない?」と自然に誘うこともできます。
このように事前に相手の好みをリサーチしておくことで、スムーズで楽しい電話ができるでしょう。
マイナスな話は回避
仕事の悩みなどを電話で話すときは、愚痴や不平不満にならないように気を付けることが重要です。
相手が電話を終えたあとに疲れたり、気持ちが沈んだりしないように心がけましょう。
悩みを話し終えた後は、「本当に聞いてくれてありがとう。話したらすっきりしたよ」と感謝の気持ちを伝えることが大切です。
これにより、相手にも爽やかで明るいイメージを残すことができます。
会話の終わり方に気を配ることで、相手も次回も気軽に話を聞いてくれるようになるでしょう。
急にかけるときは「いま大丈夫?」と確認
突然電話をかける場合は、「急でごめんね、ちょっと話してもいい?」と一言尋ねてから話を始めるのが良いですよ。
これによって相手は自分の都合を考えてくれていると感じ、好感を持ってもらえることが多いです。
いきなり話し始めると、「強引だな」「自分のことしか考えてないんだ」と思われがちです。
だから、電話をかけたときは、相手の状況を気遣う一言を忘れないようにしましょう。これで、もっとスムーズに会話が進むはずです。
相手が出ないときはLINEを入れて深追いしない
もし相手が電話に出ない場合、例えもともと予定を合わせていたとしても、何度も続けてかけ直すのは避けましょう。
相手の都合が急に悪くなっている可能性もあります。
一度か二度電話をしてつながらない時は、メッセージを残すことをおすすめします。
「電話したけどつながらなかったよ。都合のいい時に教えてね」と伝えると良いでしょう。
何度も電話をかけ続けると、相手にプレッシャーを感じさせたり、マイナスのイメージを持たれることがあるので注意が必要です。
相手の状況を考え、配慮ある行動を心がけましょう。
付き合う前の電話でもコツをおさえれば怖くない!
まだ付き合っていない人に電話をかけるのは、ちょっと勇気がいることだし、緊張するのも全く普通のことです。
でも、その一歩が相手との距離をグッと縮めるチャンスになり、恋愛へと発展するかもしれません。
また、恋愛に進まなくても、異性と電話で話せる友達がいると、人生がもっと楽しくなると感じることでしょう。
電話での会話は、経験を重ねることでだんだんと自然にできるようになります。
最初は練習だと思って、好きな人との電話を楽しんでみてくださいね。
そうすると、相手のことをもっと知ることができて、二人の仲も深まるかもしれません。